ECAM35055とECAM35035の違いを徹底比較|あなたに合うのはどっち?

「ECAM35055」と「ECAM35035」、最後の二択で足踏みしていませんか?
コーヒーメーカーは朝の目覚めの一杯や仕事の合間のリラックスタイムを支えてくれ、暮らしを豊かにする特別な家電です。毎日使うものだからこそ、購入後に「やっぱりあっちの機能が必要だったかも……」と後悔することだけは避けたいですよね。
特にこの2モデルは、どちらもデロンギの技術が詰まっています。一見すると違いが分かりにくく、迷ってしまうのも無理はありません。
そこで本記事では、多忙なあなたに代わって、私がこの2モデルの決定的な違いを徹底比較しました。難しい専門用語も噛み砕いてお伝えしますので、家電に詳しくなくてもご安心ください。
この記事を読み終える頃には、あなたのコーヒーライフに本当に「合う」のはどちらか、自信を持って選べるようになっているはずですよ。
【結論】あなたに最適なのはどっち?
ECAM35055とECAM35035ははカフェ・ジャポーネやスペシャルティといった多彩なブラックコーヒー抽出機能を共通して持ち、「ミルクシステムの自動化」に決定的な違いがあります。
ECAM35055の条件が当てはまった人
ECAM35035の条件が当てはまった人
ECAM35055BとECAM35035Wの違いを5つの項目で徹底比較
違い1:ミルクシステム「全自動か、手動か」
ECAM35055とECAM35035の最大の違いがミルクの泡立て方法です。
ECAM35055は、デロンギ独自の自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™システム」を搭載。付属のミルクコンテナをセットしてボタンを押すだけで、ミルクが最も甘くなるとされる60〜65℃の温度できめ細かくふんわりとしたフォームミルクが全自動で生成されます。牛乳と泡の黄金比を誰が淹れても毎回完璧に再現可能。
ECAM35035は、従来からあるスチームノズル(二重構造の高性能ミルクフロッサー)を搭載。ピッチャーに注いだミルクにノズルを差し込み、自らの手で泡立てる必要があります。手軽さでは全自動に劣りますが、そのぶんスチームの当て方を変えることで泡の質感や温度を自由にコントロール可能です。
違い2:自動ミルクメニューの有無
ECAM35055には「カプチーノ」「カフェラテ」「ラテマキアート」「フラットホワイト」「ミルク」という5種類のミルクメニューがプリセットされており、タッチパネルから直感的に選ぶだけで完成します。
ECAM35035にはミルク専用の自動メニューはありません。ミルクを活用したい場合は、まずエスプレッソを抽出し、次に自分でスチームノズルを使ってミルクを泡立てて注ぐという手順を踏む必要があります。
違い3:ウォーターフィルターの搭載
ECAM35055には「ウォーターフィルター」を標準搭載。これは水道水に含まれる石灰分(カルキ等)の付着をマシン内部で軽減し、軟水化することでコーヒー豆本来の風味を損なわずに引き出す役割をもちます。また、面倒な除石灰ランプの点灯頻度を先延ばしにするメンテナンス上のメリットもあり。
ECAM35035にはこれが搭載されていないため、石灰分対策はデロンギ指定の硬度チェッカーなどを使った定期的な除石灰作業のみに頼ることになります。
長期的な使用を予定している方はECAM35055Bの方が向いています。
違い4:本体カラーと重量
ECAM35055Bは重厚感のある「ブラック」、ECAM35035Wは清潔感のある「ホワイト」という1色のカラー展開。
重量については、ECAM35055Bが約10.0kg、ECAM35035Wが約9.5kgと0.5kgの差があります。これは、ラテクレマシステム関連のユニットやミルクコンテナの有無によるものと推測されますが、据え置きで使う分には全く気になる差ではありません。
設置面積(幅と奥行き)は両モデル共通であるため、必要スペースは変わらないです。
違い5:価格
定価(税込)は、ECAM35055Bが198,000円、ECAM35035Wが138,000円。差額は約6万円です。(公式価格なので両モデルともこれよりは安く買えます)
そして、この差額は「ミルク抽出作業を全自動化する快適性」への投資。あなたが「毎日、カプチーノやカフェラテを飲む」のであれば、毎朝の手作業とコンロ前での拘束時間を省けるのはお得。逆に、ブラックコーヒーを中心に楽しみ、ミルクメニューはたまにしか作らないというのであれば、投資する価値は薄いです。
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ECAM35055(自動モデル)のメリット・デメリットと向いている人
メリット
- ラテクレマ™システムによりボタン一つでカフェ品質のきめ細かいフォームミルクが完成する
- 5種類のミルクメニューが選べ、多彩なカフェのアレンジを自宅で手軽に楽しめる
- ウォーターフィルター標準搭載により、風味の向上とメンテナンス頻度の軽減が図れる
- デロンギ・ディナミカシリーズが持つ機能を全て享受できる「全部入り」モデル
注意すべきデメリット
総評
ECAM35055Bは「ミルクメニューを含めた完全な利便性と品質の安定性」に特化した投資。カプチーノやカフェラテを頻繁に飲むユーザーにとって、この全自動化がもたらすタイムパフォーマンスの高さは価格差以上の満足感があるでしょう。
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ECAM35035(手動モデル)のメリット・デメリットと向いている人
メリット
- ディナミカシリーズのハイエンドなコーヒー抽出機能(スペシャルティやカフェ・ジャポーネなど)を約6万円安く手に入れられる
- 手動スチームノズルにより、フォームの質感や温度を自分の手技で自由にコントロールできる
- ラテアートに挑戦するなどのコーヒーを淹れるプロセス(バリスタ体験)自体を楽しめる
- ミルクコンテナユニットがない分、ブラックコーヒーを飲む際の構造や手入れがよりシンプル
注意すべきデメリット
総評
ECAM35035Wは「ブラックコーヒーの多様な味わいをとことん探求しつつ、コストを賢く削減できる」モデル。エスプレッソやスペシャルティ中心に運用するユーザーであれば、使わないミルク自動化機能に6万円を払うよりもこちらを選んで浮いた予算を上質なコーヒー豆代に回す方が合理的です。
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よくある質問(FAQ)
「カフェ・ジャポーネ」は豆をハンドドリップのように蒸らしながら抽出することですっきりとした旨味のある深蒸しレギュラーコーヒーを再現する機能。「スペシャルティ」は浅煎り~中煎りの豆の風味を最大限に引き出すために豆を多めに使い、蒸らさずにダイレクトに抽出するモードで、フルーティーな酸味やアロマを楽しむのに向いています。どちらも両モデルに搭載。
二重構造の「高性能ミルクフロッサー」を装備しているため、昔の機種のフロッサーよりもコツを掴みやすくはなっています。フロス調整つまみを上下させることで泡立ち具合も選ぶことが可能。しかし、ECAM35055Bのように「ボタンを押すだけ」とはいかないため、初回から完璧な泡ができるとは限りません。数回程度の練習は必要となるでしょう。
デロンギの全自動マシンは、電源のON/OFF時に内部の自動洗浄が行われます。そのため日々のお手入れは「カス受けに溜まった豆カスを捨てる」「水タンクへ給水する」「トレイを洗う」といった程度で済みます。ECAM35055Bのミルクコンテナも使用直後に「クリーニング」機能を使えば簡易洗浄が完了。
まとめ
- 毎日のようにミルクメニューを手軽に楽しみたい
- 忙しい朝の時間を有効活用するため「全自動」に投資したい
- ウォーターフィルターなどメンテナンスの安心材料が欲しい
- 主にブラックコーヒーを楽しんでおり、ミルクはたまにで十分
- 自分の手でミルクを泡立てるプロセスやラテアートに挑戦したい
- 抽出機能はハイエンドなものが欲しいが、価格は安く抑えたい
どちらも搭載しているグラインダーやコーヒーの抽出機構は全く同じです。主にミルクメニューと予算を考慮し、あなたに合ったモデルを選択してください。
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